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2012年9月号 中国の不妊治療①

不妊治療中国四川省の成都市では、不妊症に悩む夫婦の割合が、十年前の5%から、10〜15%に急増していることが分かった。
医学の進歩に伴い、体外受精による妊娠を希望するカップルも増えている。

成都市錦江区にある産婦人科医院では、2003年に体外受精治療を開始した際には、治療を受けるカップルは毎月数十組にすぎなかったが、今では毎月200組以上のカップルが治療に訪れるという。

不妊症の原因については様々だが、人工中絶やストレス、不規則な生活習慣などが挙げられる。


体外受精治療の一般的な費用は2〜3万元(日本円で約25万円~38万円)で、成功率は40%程度。一般的に年齢が高くなるほど成功率も低くなる。

ある病院関係者によれば、中国政府は体外受精治療について厳しい管理規則を定めており、事前の検査などで条件を満たした場合にのみ、治療を受けることができる。また、夫婦の精子あるいは卵子を採取できないことが分かった場合にのみ、国の関係部門に申請して、第三者の精子または卵子の提供を受けることができる。(中国新聞)


紹介したのは、インターネット版の中国の新聞の内容ですが、中国でも不妊治療を受ける夫婦が増えてきている事が分かると思います。不妊治療にかかる費用も、日本とほぼ同じぐらい必要で、中国の急激な経済発展で、お金持ちになった一部の夫婦にしか支払えない額です。ここで言う不妊治療は、先端医療の人工授精や体外受精のことを指し、中国医学(鍼灸、漢方薬)のみで不妊治療を受けている夫婦の数は含まれていません。恐らく中国医学での不妊治療を受けられている夫婦の数は、遙かに多いと思います。

投稿者:tcm-editor

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