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Q:三叉神経痛に鍼治療は有効?
A:三叉神経痛は(WHOによって)鍼灸治療の適応症に指定され、治療効果が認められています。
三叉神経痛は中国の古典医学書のなかに「頬痛」として記載されています。中国医学では身体に起こる痛みを「痺証(ひしょう)」と呼んでいます。痺とは、「つまって通じない」という意味で、風や寒さ、湿気などの環境因子が、中国 医学で考える生理活動に必要な基本物質である「気」や「血」の流れを妨げた状態のことをいいます。つまって通じない部分には、「痛み」が現れます。痺証の代表的な症状は、神経痛です。
その神経痛の中の三叉神経痛には、急性と慢性とがあり、急性の場合は、「冷え」などで起こります。慢性の場合には、病気に対する抵抗力が不足するなど、体質素因も関係してきます。経過も長引き、治療期間も長くなります。
現代医学の治療では、
中国医学では、副作用のない鍼灸治療で、血液や神経の流れを「つまって通じない」状態から「通じている」状態に回復させ、さらに鍼灸の鎮痛作用で、激しい三叉神経の痛みを和らげ、完治させてゆきます。
投稿者:tcm-editor
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