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緑内障・眼科疾患に対する鍼灸治療法は、中国医学では、それぞれ病名は異なりますが、緑内障は青風内症、網膜色素変性症は高風雀目に相当し、いずれも高い治療効果が臨床報告されています。
現代医学では、緑内障は、眼圧異常等により視神経乳頭の特徴的変化や、中心性視野狭窄が起こる疾病で進行性であり、原発緑内障、続発緑内障、発達緑内障、小児の続発緑内障などに分類され、正常眼圧緑内障を含む原発開放緑内障の罹患者が最も多いといわれます。治療では、眼圧を下げる点眼薬を使いますが、眼圧が下がらない、眼圧が安定しても、視野などの諸症状が改善されない、などには、鍼灸治療を併用することで治療効果を上げることができます。
眼科疾患に対しての鍼治療は、患者さんごとの証(体質)や症状の重さにより変わりますが、
当院では、眼科疾患の患者さんが増えています。日本では、眼科疾患で鍼治療を受ける患者さんは少ないですが、それはただ、眼科疾患に鍼が効くことを知らないからです。
投稿者:tcm-editor
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