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「鍼灸で本当に病気が治るの?」「鍼灸治療は肩こりや腰痛の為にある!」と思っている人が多いようです。
鍼灸の治療方法は、血液や、リンパ液の流れなどを整え、崩れた体のバランスを回復させて治癒させます。【血液循環が良くなる。白血球・赤血球・リンパ球の増加、免疫力が高くなる。脳の神経細胞から痛みを和らげ、身体を爽快にするホルモンの分泌。内臓の働きが活発になる】
中国では実に様々な病気の治療に鍼灸が使われます。「中西医結合治療」といって中医学(東洋医学)と西洋医学という二つの医学を適材適所で取り入れることが大切にされているのです。
救命救急医療が必要な(検査・手術など)急性で器質性の病気やケガには西洋医学、慢性の病気(胃炎、便秘、偏頭痛など)や機能性の病気(近視、失禁、耳鳴り、目眩、関節痛など)は、中医学(鍼灸)が有効です。
慢性の病気というのは、いつまでも辛い症状が続き、薬をやめると症状が重くなるなど、結局あまり治っていない病気のことです。こうした病気の中には鍼灸が非常に効くものが多いのです。
例えば慢性十二指腸潰瘍を薬で抑え少し良くなっても、数ヶ月でまた再発、また薬を飲む。こんな生活を長くされてきた患者さんでも、鍼灸治療を続けるうちに再発までの期間が少しずつ長くなっていき、今では、8ヶ月間も再発していない。この方は、再発の時は今までどおり病院へ行き、鍼灸と西洋医学の治療を同時進行形で受けておられます。
投稿者:tcm-editor
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