SO院長のBLOG(記事)

トミー:もしもですが、僕が、中国医学(鍼灸、漢方薬治療)をもっと勉強するため、北京中医薬大学に留学するとしたら、入試は、難しいですか?🧐

 

SO院長:難しいか?と言われると、難しいですね・・・。

 

トミー:やっぱり・・・😰
北京大学って超有名ですが、そのレベルですか?

 

SO院長:北京大学よりは、入学しやすいかと思いますが・・・。😅

中国では、広き門の大学は無く、大学受験はとても大変で、“大学生である”と言うだけで、超優秀な人です。

 

トミー:そうなんですね😱じゃ、僕には厳しいですかね・・・。

 

SO院長:留学生の場合、アメリカの大学に英語のTOEFLスコアで入学できるように、中国語のHSKのスコアが高ければ、中国の大学に入学はできます。

僕もその試験で入学しましたから。

 

トミー:本気で中国語を勉強すれば、留学できるってことですね!👍

 

SO院長:中国語の試験だけです。😊
ぜひ、頑張ってください!

僕の恩師も、近年は日本人留学生が全く来ないと寂しがっていました。
でも、入学できても、中国の大学は本当に勉強についていくのが大変ですよ。

中国の学生は本当によく勉強します。覚悟して頑張ってください。

もう少し、中国の大学につて説明しますね。

 

「北京中医薬大学の学生」 

 中国では、日本の「大学入学共通テスト」のような、「高考」という全国統一大学入試テストが毎年6月7日、8日にあります。

高学歴社会の中国では、「高考」は極めて重大なイベントで、当日は試験会場近くの道路は通行止めになるほどです。

名門大学に進学できるかどうかで、その後の人生が大きく変わるため、両親も全力でサポートし、テスト中も学校周辺で待ち続け、我が子を応援しています。

2023年の「高考」への出願数は1291万人と、ものすごい人数の学生が受験しています。

そのなかで、名門の北京大学を例に上げると、

入学できる4500人程に対して希望者が多すぎて、倍率が3000倍とか⁈

とんでもない倍率だと、よく聞きます。

志望校を選ぶ制度が複雑で、僕は何度も説明を聞いても未だによく分からないのですが、高い倍率はともかくとしても、中国での名門大学への入学は本当に狭き門で、一握りの学生しか入学できない厳しいものです。

特に地方から大都市の大学を受験する際には、大都市の学生より、高いスコアが設定されていて、不公平ですが、さらに難しくなります。

ちなみに、中国大学ランキングトップ10には、医学系の大学は入っていません。

共産主義の名残で、医師は日本のように高給取りの人気職業では無いためかと思います。

僕の留学した北京中医薬大学は、医学系大学ランキングだと第4位でしたが、全体だと第何十位かになると思いますが、それでも、もちろん合格するのは容易ではありません。

さらに、中国では、高校より大学での勉強が最も大変で、遊んでいる暇はありません。

常に競争環境に置かれる中国の大学生は、自分の価値を引き上げるため、学業、資格の取得、外国語のマスターなど本当に努力しています。

中国の国際競争力が上がっているのは、このような優秀な学生の貢献が大きいと僕は思っています。

僕が留学していた頃、中国語での授業が難しく、授業についていけない時も、親身になってサポートしてくれましたし、常に勉強熱心な中国の学生に、本当に感心させられたのを今でも鮮明に覚えています

『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』

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