SO院長のBLOG(記事)

トミー:お尻から足の方にかけて、シビれるように痛くて眠れないって、友人から連絡があったんです・・・。😭

 

SO院長:それはお気の毒ですね…。おそらく坐骨神経痛症状ではないでしょうか?

 

トミー:坐骨神経痛って、眠れないぐらい痛いのですか?!😱

 

SO院長:そうですね、ひどい場合には、坐骨神経痛は、とても痛みます。

 

トミー:神経ブロックという痛み止めの注射をしても、あまり効果が無いようです・・・。😭

鍼治療なら、すぐになんとか痛みを抑えられますか?🤔

 

SO院長:どのような症状でも診てみないと、なんとも言えないのですが、坐骨神経痛は椎間板の異常が関係しているため、簡単ではないですが、鍼灸治療は大変有効です。

 

トミー:どんな鍼治療するんですか?🧐

 

SO院長:基本的には、坐骨神経痛の患者さんの症状に合わせて、坐骨神経の流れを改善するため、腰部と臀部にある経穴(ツボ)に鍼治療します。

 

トミー:凄いですね!お尻に鍼治療するんですね🫣

 

SO院長:登美ヶ丘治療院には、以前から坐骨神経痛治療の患者さんが、多く来院されています。

 

トミー:多くの人が困っているということは、珍しい症状じゃないんですね。😅

 

SO院長:日本では、坐骨神経痛に悩む方は、非常に多く、推計44万人と報告されています。

それでは、坐骨神経痛についてもう少し説明しますね。

「坐骨神経痛・腰痛の鍼灸治療」

坐骨神経痛は、坐骨神経に沿って腰から足先にまでわたる広い範囲に起こり、神経痛の中で、最も発症率が高い症状です。 

坐骨神経は、腰から下肢末端まで伸びる身体の中で最も長く太い神経で、場所によっては、人差し指ぐらいの太さの末梢神経です。

この坐骨神経が、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群など、様々な原因によって圧迫されたりすることで、お尻から足にかけて痛みや痺れなどの症状を引き起こします。

西洋医学では、ひどい椎間板ヘルニアなどに対する手術療法以外では、保存療法として、薬物療法や理学療法で治療しますが、完全に痛みを取り去ることが難しく、なかなか神経痛が改善せず慢性化するケースもあります。

また、1度軽減しても、再発を繰り返す場合も多く、大変問題です。

中国医学では坐骨神経痛を

「痺証(ひしょう)」の1つと考えています。

「痺」とは、「つまって通じない」

という意味で、

風邪(ふうじゃ)、寒邪(かんじゃ)、湿邪(しつじゃ)などの外部環境因子(外邪(がいじゃ))が、身体に侵襲し、生命活動に必要な基本物質である「気」や「血」の流れが、妨げられた状態です。

坐骨神経痛を発症している部位の「気」や「血」の流れが、つまって通じないため、「痛み・痺れ」症状となって発症しているのです。

中国医学の鍼灸治療では、外邪によって「気」や「血」の流れがつまっている状態を、

鍼治療の刺激によって流れを改善させ、痛みを取り(鎮痛)除きます。

さらに、坐骨神経に炎症が起こっている場合には、炎症を鎮める(消炎)作用のある経穴(ツボ)に鍼治療を行います。

また、坐骨神経痛の原因となる椎間板ヘルニアなどは、腰部周囲の筋肉が硬く縮み、椎間関節が圧迫され、腰椎の椎骨と椎骨の間にある椎間板が、変形し、飛び出して神経を圧迫することで起こる症状です。

そのため、腰椎両側の腰筋の筋緊張をゆるめる(緊張緩和)鍼治療も同時に行うことで、高い治療効果が期待できます。

『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』

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