SO院長のBLOG(記事)

トミー:欧米人って、肩こりにならないって聞いたことありますが🤔…。

 

SO院長:そんなことは、ないですよ。日本人も欧米人も骨格の構造などは同じですから、国籍問わず誰でも肩こりを起こす部位の筋肉を使いすぎれば、肩こりになります。

僕は、中国に留学する前に、カナダで2年間、中国医学のクリニックで働いていましたけど、肩こりを訴える患者様は、日本よりは、少ないような印象でしたけれど….。

 

トミー:なぜ、日本人は、肩こりが多いのですか??🧐

 

SO院長:欧米人は、先ず、ストレートネックが少ないですね、腰や首の湾曲が強く、運動される方が多いですし、体格もガッチリしている感じです。
また、周りに気を遣い過ぎない文化で、ストレスも日本程はないように思います😅

 

トミー:なるほど、そもそも肩こりになる要因が少ないんですね!

 

SO院長:さらに、中国医学的に分析すると、雨が少なく湿度も低いので、「湿邪」による血流障害が、起きにくいのだと思います。
「 医食同源」の考えからも、肉食系の食文化は、ビタミンB12の摂取が多くなり、筋肉疲労を回復しやすいのではないでしょうか?

 

トミー:そこまで詳しく分析して、回答していただけると思っていませんでした💦

 

SO院長:飲食や生活習慣、さらに気候などを考慮して、診断治療するのが、中国医学の特徴ですから👍

もう少し、肩こりについて説明しますね。

 

「肩こりの中国医学式マッサージ(推拿)治療」 

“こり“って何?

「肩こり」の正体は、筋肉内部の筋線維が持続的に収縮した状態で、運動不足などにより血液循環が悪くなり、筋肉が固くなった状態のことです。

首すじや、首の付け根から肩・背中にかけての筋肉がこわばり、だるさや重さ、疲労感、痛みなどを感じる症状のことです。

日本人の多くがこの「肩こり」に悩んでおり、厚生労働省の調査でも、身体に不調症状の中で「肩こり」は第2位に挙げられています。

身体を動かすと筋肉には、乳酸などの

疲労物質が発生します。

この疲労物質は、筋肉の運動に伴う血液の流れに運ばれて除去されてしまうため、ほとんどの疲労は自然に回復します。

しかし、姿勢保持など長時間の筋肉緊張が生じた場合には、この緊張が筋肉内の毛細血管を圧迫し、血流が妨げられ、疲労物質が溜まってしまいます。

溜まった疲労物質は、筋肉を固くし、ひどくなると痛みを生じる原因になります。

“こり“のもう一つの原因にストレスがあります。

筋肉疲労とは無縁とも思えるストレスですが、仕事上のプレッシャーや、生活上の様々な悩み、これらの様々なストレス(心身が調和を失う)は、交感神経を興奮させ、血管を収縮し、血液の流れを妨げます。

結果的に、筋肉が過緊張を引き起こし “こり“を生じてしまうのです。

鍼灸治療や、推拿(中国医学式マッサージ)で、“こり“を取り除き、肩こりが悪化して起こる、頭痛や、血流障害などの様々な症状を未然に防ぎ健康な毎日を送りましょう!

『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』

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