トミー:以前、中国のお土産で、丸い玉の足湯用漢方薬を貰ったことがあります!😊
SO院長:中国では、足湯の生薬は、いろんな種類が販売されてます。
トミー:そもそも、足湯用の桶なんて、日本には無いので、バケツで使ってみたのですが😅
足が片方ずつしか入れられなくて困りました💦
SO院長:大変でしたね😅
中国だったら足湯用の桶も、どこでも売っているのですが・・・。
中国では、日本の様にお風呂で湯船に浸かる習慣が無く、自宅用の足湯が人気なのだと思います。
生薬足湯は、日本のバスクリンなどの湯船に入れる入浴剤のような感じで売られています。
トミー:中国は、シャワーだけなんですね。
SO院長:中国では、日本のお風呂屋さんの様な施設でも、大浴場に大きな湯船は無く、シャワーが並んでいるだけの場合が多いです。
トミー:なるほど、そうなんですね!
SO院長:湯船で、身体全体を温めることができなくても、生薬足湯で足を温め全身を温める習慣があるということです。
登美ヶ丘治療院の足湯用の足薬湯は、本格的な生薬が含まれておりティーパックのような形状で実際に煎じ出すものです。
トミー:そうなんですね!
SO院長:日本でもシャワーのみで済ます人が増えています。足薬湯でしっかり温めてから行う「足ツボマッサージ」はオススメです。
「足薬湯と足反射区療法」
中国では、足裏は「第二の心臓」と呼ばれています。その理由は、足裏の筋肉がポンプの働きをして、血液を心臓に戻す役割を担っているためです。
また、「二本の足は、二人の医者」という西洋の古いことわざもあります。この意味は、二本の足が元気に動いていることで、内臓や脳、筋肉や関節も元気であることを意味しています。
足には全身の筋肉の3分の2が集まっており、足を使うことで、全身の血流が循環し、健康を保てるという考えがあります。
足は、中国医学でも西洋医学でも、健康な生活に欠かせない身体活動の重要な部位であるということです。
登美ヶ丘治療院の足反射区療法では、足反射区刺激による治療効果を、一層高めるために、
「まず治療前に足薬湯、治療後には、中国生薬茶を服用」を行っています。
足薬湯は、漢方生薬の効能を最大限に引き出すように煎じ出したものです。
足薬湯に含まれる漢方生薬(紅花・地膚子・蛇床子などの生薬配合)には、
①活血作用=血液の循環を促進する。
②行気作用=気の流れを増強する。
③利湿作用=水分代謝を改善し、むくみを取る。
などの効能があります。
足反射区治療の際には、先ず少し熱めの足薬湯に、両足を約10分間浸けます。
その後、薬草のエッセンスを数滴加えた専用のオイルを適量、手で擦りこむように丁寧に、足の反射区を指圧刺激していきます。
心臓から押し出された新鮮な血液は、再び足裏の静脈を通じて押し返され、全身を循環します。
足裏への刺激は、血流や各器官の機能を改善します。
約1時間の治療の後には、中国生薬茶を飲んでいただきます。
これは足反射区刺激で、胃腸などの消化器系の働きが活発になっているところへ、デトックス(老廃物を代謝)作用の高い生薬茶を服用すると、相乗効果で、さらに治効作用が高まります。
足反射区療法は、全身の血行が促進され、冷えやむくみ、だるさの軽減、さらに疲労回復や、自律神経のバランスを整える作用などもある理想的な健康法です。
『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』



