トミー:交通事故の“むち打ち”の症状が病院の鎮痛剤では良くならず、鍼灸治療を損保で受けたいという方がおられますが、損害保険適応で受けられますか??🧐
SO院長:本来は、鍼灸院は国家資格を持った医療施設なので問題ないのですが、
最近は、受けさせてもらえないケースが多いとよく聞きます。
トミー:登美ヶ丘治療院にそのようなカタチで治療に来られている患者様を見たことないですが….。😅
SO院長:元々、当院は鍼灸接骨院のように損保で来られる方が少ないですが、以前はたまに来られていましたよ。
トミー:そうなんですね!病院で良くならないから、藁にもすがる思いでお願いしてるのに、なぜ受けさせてもらえないのですか?😤
SO院長:そこは、僕にも理由が分からないですが、確かに問題だと思っていました。
トミー:誰も望んで自ら事故にあったわけでもなく、事故の後遺症症状で困っているのに….。
SO院長:本当にそうですね!弁護士特約など、自身の損保で入っている場合には、そちらで相談された方が良いと思います。
トミー:そもそも鍼灸治療に国民健康保険も、適応されていないうえ、損害保険も適応しないなんて……😭
SO院長:そうですね。日本もおお中国のように鍼灸治療が保険適応であればいいのですが・・・。
もう少し、損害保険について説明しますね。
「交通事故後遺症の鍼灸治療」
一般的には、交通事故の後遺症、むち打ち、頭痛、身体のいろいろな異常などの治療に、損害保険を適用されている方なら、
担当医師に、「鍼灸・マッサージ治療での後遺症治療も受けたい」と要求し、医師が同意すれば、損害保険で、鍼灸・マッサージ治療を受けることが出来ます。
しかし、実は本来であれば医師の同意書は必要ありません。
「自動車損害賠償責任保険の保険金等及び自動車損害賠償責任共済の共済金等の支払基準」という国土交通省・金融庁の通達文には、
“鍼灸・マッサージ治療が後遺症治療として認められる”
と記載されている部分がありますが、
その中に鍼灸・マッサージ治療を受けるために“医師の同意が必要”とは、記載されていないのです。
最近、保険会社の担当者が、
保険適応には「医師の同意書がないとダメです」また、「担当の医師が同意書を作成してくれない」などの非常に問題が多く、
鍼灸・マッサージ治療での後遺症治療を希望しているのに受診できないケースをよく耳にします。
もちろん、具体的な補償範囲や条件は、保険会社や契約内容によって異なるため、個別の保険契約書を確認する必要がありますが、もしも、保険会社と意見が異なった場合には、弁護士や国土交通省の担当窓口で、相談する事も大切です。
特に交通事故後遺症は、
当初は問題がないと感じていても、
後日になって症状が現れてくる場合や後遺症が長く続く場合も多いのです。
鍼灸・マッサージ治療は、交通事故後遺症に大変有効な治療手段です。
『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』


