SO院長のBLOG(記事)

トミー:数日前、黄砂(こうさ)で車がうっすら黄色くなっていましたね!

もう、僕は花粉症なのか?黄砂アレルギーなのか?🤧わからないです….。

 

SO院長:辛いですね。眼や鼻の症状だけでなく、皮膚の痒みや炎症もアレルギー反応ですよ。

 

トミー:そう言えば、皮膚炎の調子も少し悪いです。

 

SO院長:とにかく、先ずは皮膚を保湿して、掻かないようにして下さい。

あと、もちろん中国にも黄砂は飛来しているのですが、特に北京は黄砂がひどいです。

トミー:あっ、そうなんですね。
よく考えたら中国の西の方から飛んでくるので、北京を通って日本に来る訳ですもんね。🧐

 

SO院長:僕の北京留学時代は、窓のサッシも密閉が悪く、部屋にまで入り込んできて苦労したのを覚えています。

北京の黄砂は、日本まで来る黄砂より少し粗い黄砂で、さらにひどいですね。

 

トミー:日本は、隣なので、中国の黄砂の影響をもろに受けている国ですね….。😭

 

SO院長:黄砂のみならず、日本は昔からー中国からいろいろな影響を受け続けてきていますね・・・。

 

トミー:近年は、中国からの大量の旅行者が来たり、本当に影響が大きいですね?!

 

SO院長:そうですね!本文では、中国医学の日本への影響について少し説明しましょう!!

 

中国からやってくる黄砂と、中国医学

中国で黄砂が発生し、日本では3月13日~15日、今季初めて黄砂警報が発表されました。

黄砂とは、中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠、黄土高原などの乾燥・半乾燥地域の“砂”や“ちり”が、低気圧や強風によって上空に巻き上げられ、偏西風に乗って日本に飛来する現象です。

日本では2月~5月にかけて黄砂が多く観測され、大気の質を悪化させたり、花粉症の時期と重なりアレルギー反応を引き起こしたりします。

中国は、日本にとって最大の貿易相手国でのあり、経済や文化など様々な面で日本に影響を与えていますが、毎年この時期になると黄砂までも中国からやって来ているのです。

黄砂と同じように、中国医学も中国から約5~6世紀の奈良時代に日本に伝わってきました。

朝鮮半島を経由して、遣隋使や遣唐使によって中国医学書物や医療技術などが持ち込まれ、奈良時代から平安時代にかけて、

中国医学は日本の主流の医学となり、平安時代から明治時代まで1000年近く漢方薬や鍼灸治療が根付いていました

しかし、明治20年頃から富国強兵を目指す明治政府は、ドイツ医学中心の新しい医学制度「医制」を制定し、試験制度を採り入れ、日本での中国医学は次第に衰退していきました。

その後、現在に至るまで中国医学は、日本の医学の主流へと再び発展することはありませんでした。

そのような中、細々と受け継がれてきた

日本の中国医学の治療は、

現代の医療現場では、医療用漢方製剤が少し補助的に使われたり、鍼灸院で主に運動器系疾患に対する鍼灸治療が行われているに留まっています。

中国からいろいろな影響を受け続けている、隣国の日本で、明治以降、中国医学はなぜ中国国内のように発展せず状況が一向に変わらないのでしょうか?!

西洋医学では、治療・改善させることができない症状でも、中国医学なら改善できる症状があるにもかかわらずです。

中国医学でなら改善できる可能性がある患者様も中国医学の治療を受けられないのは本当に残念なことです。

現在、欧米では、中国医学が統合医療の大きな役割を担い、益々発展しています。

日本も欧米のように患者様のために良いモノは、積極的に取り入れることが大切です。

『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』

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