トミー:ストレスが原因で体調や心の不調で来院される患者さんが増えてますね・・・。😭
SO院長:5月だということもあるのでしょうか・・・!?
人はストレスを受けると、大きく分けて3つの「身体の働き」が影響を受けてしまいます….。
トミー:そうなんですか、その3つを詳しく教えてください🙏
SO院長:「自律神経」「ホルモン内分泌」「免疫機能」です。
トミー:それぞれ、身体でどのような働きをしてるんですか?🧐
SO院長:①自律神経のバランスが崩れると、交感神経が優位になり、循環・消化・呼吸・発汗・体温調節・代謝などが上手く調節できなくなり、不眠症、動悸、イライラなどが起こります。
②ホルモン内分泌器官に大きなストレスが加わるとストレスホルモンが大量に分泌され、健康なホルモン分泌機能が妨げられ、更年期障害など様々な病気の原因となります。
③免疫機能が低下することにより感染症や自己免疫疾患、さらにガンなどの重篤な病気になるリスクが高くなります。

トミー:どれも健康を守る大切な働きなんですね、ストレスの影響ってめちゃくちゃ大きいですね。😱
SO院長:現代社会での体調不良の原因には、多くの場合ストレスが大きく影響しています。
トミー:健康のために、ストレス発散しないといけないですね。
推拿(中国医学式マッサージ)で😆
SO院長:はい。スポーツをしたり、好きな趣味を持つことも大切です。
今年1月のブログで、マッサージに「ストレスホルモンの分泌を抑制する効果があることが研究で証明された」と紹介しましたよね。
トミー:はい、覚えています。🙋
SO院長:今回はその続編として、研究の詳細内容を説明しますね。
「推拿(中国医学式マッサージ)治療でストレスホルモンの減少」
米国・カリフォルニア州のUCLA大学の教授・博士らが、「Journal of Alternative and Complementary Medicine」2010年10月号に発表した研究結果は、
「マッサージがたった1回の治療だけでも、視床下部-下垂体-副腎系の内分泌を活性化し、免疫機能を向上させることが明らかになった」というものでした。
実験内容は、
健康な18歳から45歳の53人の被験者を対象に、
29人は45分間の普通のマッサージを、
24人は非常に弱いマッサージを45分間治療行った。
マッサージは、マッサージ療法に習熟したプロのセラピストが行ないました。
被験者たちは、マッサージ治療開始5分前と1分前に血液が採取され、45分間の治療が終了してからも1分、5分、10分、15分、30分、60分経過後にそれぞれ血液が採取されました。
採取した血液を分析した結果、非常に弱いマッサージを受けたグループと比較して普通のマッサージを受けたグループでは、
攻撃行動に関係があるとされるホルモンの
アルギニン・ヴァソプレシンが減少し、
ストレスホルモンであるグルココルチコイドも減少しました。
さらに、循環するリンパ球の数も増加し、刺激を受けた白血球が産出するサイトカインも顕著に減少しました。
こうした結果から研究チームは、
マッサージは、単に気持ちが良いだけではなく、医学的に「健康にプラスの効果をもたらすことは、明らかだ」としています。
『伝統の技、中国医学式マッサージは、新しい医療のカタチなのです』



