SO院長のBLOG(記事)

トミー:なんとかって言う・・・風邪の様な症状が中国で流行ってるってTVニュースで言っていましたけど・・・😱
すごく心配です

 

SO院長:「ヒトメタニューモウイルス」ですね。

気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こすウイルスの一種です。1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。

 

トミー:このウイルスは、パンデミックとか起こらないですよね?大丈夫なのでしょうか?😭

 

SO院長:世界中に何十年も前から存在しているウイルスで、既に、世界中の人々が、ある程度の免疫を持っているので、コロナ渦のようにはならないと思います。

 

トミー:新型じゃないんですね😮‍💨ちょっと安心しました。

 

SO院長:今回、中国東北部の気温低下と共に感染者が一気に増えただけで、
気がかりではあるが、増加している有病率は、冬季に見られる通常の季節的な増加である可能性が高い
とWHOの免疫学者が、中国のネットニュースでも解説していました。

 

トミー:そうなんですね!良かったです😊

さすがに、この流行は、中国医学では、抑える方法ないでしょう??

 

SO院長:いえいえ、少しは方法がありますよ!
ちょうど先日、中国医学と、ヒトメタニューモウイルスで、興味深い内容が「人民日報」新聞社TikTokで流れていましたので紹介しますね!
僕の母校の後輩医師が発表していました!

 

トミー: 興味あります!🧐
よろしくお願いします。SO院長もTikTokとか観るんですね💦

 

「ヒトメタニューモウイルスと中国医学」 

現在、日本では「インフルエンザ」が感染拡大していますが、

中国では、2001年に発見された風邪のような熱や咳症状を引き起こす「ヒトメタニューモウイルス」の感染が急拡大しています。

WHOは、「深刻な症状になることはなく、過度に心配する必要はない」としています。

しかし、中国国内の小児科病院では、多くの患者が押し寄せ、廊下にまでベッドを並べるほどの非常事態となっています。

先日、このような状況の中、これ以上の感染拡大を予防するため、「中国衛生部」の「国家衛生委員会」が、感染予防法を発表しました。

国家衛生委員会の記者会見で、北京中医薬大学附属東直門病院主任:龔燕冰医師の発表内容は、

「大椎(だいつい)穴」という経穴(ツボ)に、鍼灸や吸玉、刮痧で治療を自身ではできないので、

代わりに熱めのお湯のシャワーで、毎日1分間、首の後ろの「大椎穴」と周囲を温めるという内容でした。

中国では、中国医学、鍼灸治療が、いかに医療としての大きな役割を担っているかが、よく分かる例だと思います。

残念ながら、日本の鍼灸治療を取り巻く状況では、あり得ないですね・・・。

ちなみに風邪の初期に服用すると効果のある

「葛根湯」には、後頸部や後背部を暖める作用があります。

まさに「大椎穴」周囲と場所が同じです。

この辺りをしっかりと温めると初期の風邪は症状が軽減し、また、風邪の予防にも非常に効果的だということです。

『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』

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