SO院長のBLOG(記事)

トミー:推拿(スイナ)足反射区(足ツボ)って、中国医学の治療法ですか?

 

SO院長:推拿(スイナ)は、完全に中国医学の治療法ですが、足反射区(足ツボ)療法は、「中国医学を応用している」という感じですね。足反射区(足ツボ)と欧米のリフレクソロジーは、とても似ていますが実は違います。

 

トミー:同じだと思ってました⁈
足ツボの反射区と、リフレクソロジーのリフレックス(反射)ゾーンって、そっくりですよ?!

 

SO院長:足反射区療法の始まりは、台湾にスイス人のジョセフ神父が伝えたことが始まりです。
ジョセフ=若石(ジョセフの中国語当て字)で、若石式足反射区療法と呼ばれ、その後、中国本土まで広がり、中国でさらに発展し、中国医学の診断法や治療法則に基づき、足反射区を刺激して治療するようになりました。

 

トミー:それで、両者はそっくりだったのですね💦よく分かりました。

 

SO院長:あと最後に、按摩と推拿(スイナ)の違いですが、実はこれは全く同じです。
 中国では、明代以後、医療行為としての按摩を、推拿(スイナ)と呼ぶようになっていったからです。
現在の中国政府も、公式の中国医学の医療用語として推拿(スイナ)という名称を採用しています。

 

トミー:そうだったんですね。全然、知りませんでした😓ありがとうございました!!

 

「推拿(スイナ)療法と足反射区療法」

中国医学基礎理論に基づく推拿治療(マッサージ)は、漢方薬、鍼灸治療と並ぶ中国医学の3大治療法です。

しかも、推拿(スイナ)は、痛みのないやさしい手技療法なので、眠ってしまうほどの気持ち良さです。 

推拿治療では、中国西安市の鍼灸科医師・馬秀棠老師「馬式点穴療法」を多く用いています。

    

点穴療法とは、鍼灸を怖がる患者さんに
鍼や灸を使わず、指だけで鍼灸と同じように、体表にあるツボ(経穴)を選んで指頭で押し、刺激を与え、病気を治療し、健康を増進する治療法です。 

家庭でもできる安全で優しい「鍼や灸を使わない鍼灸治療」として研究されたものです。

また、足反射区(足ツボ)療法は、『第2の心臓』と呼ばれる足裏にある各器官や臓器の反射区を刺激して血液の循環やリンパ液の流れを良くして病気の予防や疲労を回復します。

例えば、足裏の土踏まずあたりには、すい臓、胃や腸など消化器の反射区があります。

この反射区に指でマッサージ刺激すると、消化器系の血行が改善され、副交感神経が優位になり、リラックスができるだけでなく、ストレスなどで弱った内臓の活性化にもつながります。

 

治療の際は、先ず、足裏全体の血流を上げるため、足反射区(足ツボ)療法前に、足を薬湯に10分間浸けます。

さらに足反射区(足ツボ)療法での治療後には、
中国生薬茶を飲むことで、足反射区への刺激で消化器系や臓腑などの働きが活発になっているところへ、解毒作用の高い生薬茶で、消化器内からデトックスを促進させ、さらに治効作用を高めます。

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