SO院長のBLOG(記事)

トミー:​頭痛は、よく起こる症状ですが、根本的には治らないですよね?

 

SO院長:ほとんどの頭痛は”緊張性頭痛“で、肩こりや肩背部の筋緊張が原因です。過緊張が起こる原因を体質改善するための根本的な治療をすれば治りますよ!

 

トミー:そうなんですね! 頭痛が起これば痛み止めを飲むしかないと思っていました😅

 

SO院長:​中国では、鍼灸治療が頭痛に良く効くことは一般常識です。

 

トミー: それでは、昔から中国では、「頭痛には鍼灸治療‼️」だったんですね!

 

SO院長:はい、中国の『三国志』の主要人物である曹操“は気性の激しい武将で、いつも強い頭痛に悩まされていたのですが、”華佗“(かだ・中医師)の鍼灸治療を受け、痛みが治まった。というエピソードが中国で有名だからです。

 

トミー:​すごいですね!『三国志』に鍼灸治療が出てくるんですね。
『三国志』読んでみます😊

 

SO院長:全編を読むとなると、とても長いですよ!面白いですけど。それではそろそろ、頭痛の説明をしますね。

 

「慢性頭痛の鍼灸治療」

 頭痛は、病院で頭部MRI検査などを受けても異常は認められず、原因が分からないまま、慢性化するケースが非常に多いです。

鎮痛剤だけの対症療法では、根本的には改善されないと知りながらも、他に治療法が無く、鎮痛剤を長期にわたって服用する患者さんの不安は大きく、長期間の服用から鎮痛剤が頭痛に効かなくなってしまうケースまであり深刻です。

頭痛に対する鍼灸治療では、筋肉が緊張し、硬く凝った頚部、肩背部周囲に、鍼灸治療を行うことで、頭部への血流を改善させ、頭部の血管の緊張や浮腫を改善し、頭痛を緩和させます。

さらに、ただ痛みを止める緩和治療だけではなく、「なぜ、慢性的に頭痛がおこっているのか」という根本的な原因を中国医学(東洋医学)的な診断から細かく分析し、それぞれの頭痛が起こった原因に合わせて、全身から有効な経穴(ツボ)を選択し、鍼灸治療することで根本的な原因を改善させることができます。

 

中国医学的「頭痛」分類

 肝陽タイプ頭痛

脹った様な感じの痛み、イライラして怒りっぽい、めまい、顔面紅潮、口が苦い、耳鳴、脇腹の痛み、不安で眠れないなどの症状を伴う。

 気虚・血虚タイプ頭痛

連続してズキズキする痛みが多く、過労により痛みが誘発、増強されたりします。

顔色が悪い、息切れ、疲労倦怠感、めまい、食欲不振、疲れやすいなどの症状を伴う。

 痰濁タイプ頭痛

頭が重く痛む、めまい、悪心、嘔吐、胸部や季肋部が脹って重苦しい、食欲不振、

痰や唾が多いなどの症状を伴う。

 瘀血(おけつ)タイプ頭痛

頭痛は長期間続き治まりにくい、痛む場所が一定している、圧痛があり、頭痛は刺すような痛みが多いが、時に鈍痛の場合もある。

 

 

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