トミー:鍼治療の針って、細いものから太いものまでありますよね?🤔
SO院長:そうですね、日本針だけでも10段階以上の種類があると思います。

トミー:種類が、結構多いんですね。🧐
SO院長:鍼治療では、患者さんの体質や症状、治療する部位によって、様々な太さの鍼を使い分ける必要があるためです。
トミー:鍼治療に使う針の太さは、どうやって決めるんですか?🤔
SO院長:例えば、美容鍼治療では、顔の皮膚が薄いため、細く短い針を使用することが多いです。
また、腰や臀部など筋肉が厚い部位には、太く長い針を使用する場合が多いです。
トミー:なるほど、皮膚や、筋肉の厚さによって使い分けるんですね。🧐
SO院長:はい。
あと、鍼治療の刺激に強い方や弱い方など、個人差に合わせて針の太さを調整します。
もう少し専門的な角度から言うと、それぞれの経穴(ツボ)によって、鍼治療の針の太さ長さを調節します。
トミー:それは、どうしてですか?🧐
SO院長:経穴(ツボ)によって刺入深度が違うことと、得気(鍼のひびき)を得るためです。
トミー:「鍼のひびき」のためですね。「鍼のひびき」については、今年4月初めのブログでも教えてもらいましたね。😅
SO院長:よく覚えていましたね。
では、もう少し「針の太さについて」と、追加で「針の先端の形状について」説明しますね。
トミー:はい。よろしくお願いします。
「鍼治療用の針の太さと、針の先端の形状について」
【鍼治療用の針の太さ】
よく、「鍼治療の針の太さは、髪の毛ぐらいの細さです」とか「髪の毛よりも細いものもあります」などと見聞きしますが、実際は間違った情報です。
髪の毛の細さは、個人差がありますが、一般的に日本人の平均的な太さは0.07~0.08mm程度です。
鍼治療用の針は0.14~0.34mmで、髪の毛の2倍以上の太さがあります。
また、注射器の針の太さは、歯科用の細いもの含めると約0.3~1.6 mmで、注射針は針治療用の針より一般的には3倍以上も太いことになります。
【針の先端の形状違い】
鍼治療用の針の先端は丸みを帯びており、血管・神経・皮膚・筋肉を傷つけにくいように設計され、組織をかき分けるようにして刺入するため、皮膚の抵抗が少なく、出血もほぼありません。
しかし、注射針の先端の形状は、竹槍のように斜めにカットされ、中心には薬剤の通る筒状の穴が空いている刃のようなものです。
そのため、注射を打つ際には、血管や組織の軽度損傷は避けられず、出血も必ず起こります。
『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』




