トミー:朝夕が涼しくなると桜の葉が少しずつ散り、落ち葉の掃除も大変ですね😅
SO院長:普通、桜は、秋に葉を紅葉させる落葉樹ですが、近年の猛暑などの異常気象により、早いうちに葉を落としてしまう自己防衛行動をとることが多いそうです。
トミー:そうだったんですね、猛暑の影響はいろいろなところに出ているのですね・・・。😱
ちなみに落ち葉は漢方薬に使えないのですか??🤔
SO院長:漢方薬では、樹木が枯れて落下した葉を生薬として使うことはほとんどありません。
トミー:そうなんですね。では、生きた葉なら漢方薬があります??🧐
SO院長:日本では、一般的に食用に使う「紫蘇(シソ)」の葉は、実は、漢方薬の生薬です。
「紫蘇」には、特有の香気成分のペリルアルデヒドという精油成分や、アントシアン類、フラボン類などの成分が含まれています。
トミー:なるほど、あの独特の香りですね。
中国医学的には、どんな効果がありますか?🤔
SO院長:生薬である「紫蘇」には、
発汗作用、
胃液分泌の促進作用、
胃腸の働きをよくする作用、
気の巡りをよくして気分を爽快にする作用
などがあります。
漢方薬では、胃腸カゼや、夏カゼなどに使う「香蘇散」、「参蘇飲」に「紫蘇」が含まれています。
トミー:ズバリ、「紫蘇」の「蘇」が漢方薬名に入ってますもんね!😊
SO院長:他には、胸の痞え、腹満・嘔吐などの症状に使う、
「半夏厚朴湯」にも「紫蘇」が含まれています。
また、食卓でも薬味や刺身のツマなどで「紫蘇」を使うのは、魚介類などの中毒に対する解毒予防の効果があるからです。
トミー:他にも葉の漢方薬ってありますか?🧐
SO院長:はい、あります。もう少し説明しますね。
「漢方薬(生薬)として使われる植物の葉」
生薬として利用される植物の葉は、落ち葉ではなく生きた葉そのものが多いです。
よく使う生薬としては、紫蘇の葉である
「蘇葉(ソヨウ)」、「桑葉(ソウヨウ)」、「淡竹葉(タンチクヨウ)」などがあります。
これらの葉は、それぞれの植物の薬効成分に特徴があり、特定の症状の治療や予防、体調管理に用いられます。
○蘇葉(そよう)(紫蘇の葉)
効能:感冒、咳嗽、喘息、胃腸の不調、魚介類による食中毒の予防など。
用途:発汗作用、解熱作用、気の巡りを改善する作用、胃腸の働きを整える作用など。
○桑葉(そうよう)(桑の葉)
効能:感冒の発熱、眼の充血、口渇、糖尿病(血糖値の抑制)、便秘、高血圧、動脈硬化の予防、ダイエットなど。
用途:風熱を取り除く作用、肺を潤し、咳を鎮める作用、肝の火を鎮める作用など。また、血糖値の上昇を抑える「デオキシノジリマイシン」が含まれ、お茶としても利用。
○淡竹葉(たんちくよう)(笹草の葉)
効能:清熱作用(体熱を冷ます)、止渇(喉の渇きを止める)、利尿作用、解熱作用など。
用途:風熱の風邪薬(銀翹散など)に配合され、民間薬としても利用。
『中国医学は、西洋医学とは違う角度から人体を診る、もう一つの医学なのです』




