SO院長のBLOG(記事)

トミー:今週は、臨床研修生が来られていて、一緒に働けて楽しかったです!

僕も学生だった頃の初心を思い出し、さらにモチベーションが上がりました!💪

 

SO院長:素晴らしいことです!
学生の皆さん全員、本当に真摯に取り組んでおられましたね。

 

トミー:でも、ちょっと研修期間が短すぎて気の毒でした。😅

 

SO院長:本当にそうですね、鍼灸学生の臨床研修の不備が、現在の鍼灸業界の発展を阻む1つの原因だと私は思います。

 

トミー:実際には、「鍼灸治療をしっかり修得した」という自信も得ないままに、卒業ですから・・・。😭

 

SO院長:トミーちゃんの様に、卒業後、鍼灸院で臨床研修の研鑽を積んでいる鍼灸師は、まだ良いのですが、すぐに開業したり、すぐに部分的な鍼治療を担当できる整形のリハビリや整骨院、さらに美容鍼の美容サロンで働くと、本当に全く臨床研修ができないままということになります...

 

トミー:そうなんですよ、僕はそれが不安で、勉強や研修のできる登美ヶ丘治療院に入職しました。😊

 

SO院長:ありがとうございます。
これからもしっかり臨床研修と仕事の両立を頑張ってください!

 

トミー:はい、頑張ります!
SO院長、日本の臨床研修制度について教えてください。🙏

 

SO院長:もう少し、詳しく説明しますね。

 

「鍼灸師の臨床研修制度の問題点」

鍼灸専門学校だと3年、鍼灸大学でも4年で、国家試験に受かれば、制度上は

「開業権を持つ鍼灸師として一人前に働ける」状態ということになるのですが、

この日本の制度では、医学部に比べ学習期間が短すぎるだけでなく、臨床研修期間も全くないという大きな問題があります。

例えば、同じ医療である医師免許の場合には、6年制大学で学び卒業し、国家試験合格後は、前期臨床研修医(インターン)を2年間、内科・外科など様々な診療科をローテーションしながら、基本的な診療技術や知識を身につけます。

さらにその後は、後期臨床研修医(レジデント)を3年~5年、自身の専門としたい診療科を選び、より深い知識と技術を習得します。

鍼灸師の臨床実習については、実際のところ様々な疾患を診療する本格的な鍼灸治療院が少ないという問題があり、さらに学校での臨床実習も、それぞれの学校で実習期間や内容が異なるため質量共に不足で問題です。

そこで、厚生労働省は2017年、学生の臨床実習の質の向上という目的で、全国的に一定水準以上の臨床実習を受けることができるように、臨床実習指導者講習会で指導者を育成し、学外臨床研修制度をスタートさせました。

指導者になるには、「実務経験を5年以上、鍼灸院開設5年以上、また、過去1年間の1日の平均患者者数が5名以上であること」としていますが、この条件を満たす鍼灸師(鍼灸院)は、非常に少ないため、

多くは柔道整復師と鍼灸師免許の2種取得している鍼灸整骨院の院長などが指導者講習を受けて、鍼灸整骨院で臨床実習生を受け入れています。

西洋医学ベースの柔道整復治療がメインの整骨院で、補助的に行われている鍼灸治療の臨床実習だけでは、残念ながらなかなか満足のいく経験を積めるとは言いがたい状況です。

私自身も、そのような状況に危機感を抱き、指導者制度が発足してすぐに、臨床実習指導者講習会を受講し、指導者の資格を取り、積極的に研修生を受け入れてきています。

しかし、現在の学外臨床実習は1日から1週間程度と期間が非常に短く、臨床実習と呼ぶには、まだ、ほど遠い状況です。

『鍼灸治療は、西洋医学とは違う角度から人体を診る、もう一つの医学なのです』

※中国の研修制度↓

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