SO院長のBLOG(記事)

トミー:鍼灸治療って、以前、教えてもらったように運動器系疾患以外にも本当に効果があるんですよね??

 

SO院長:はい!間違いないですよ!
WHOが定めた鍼灸治療の適応疾患の通り多くの症状に対する有効性が認められています。

 

トミー:でも日本では、鍼灸治療は、運動器系疾患にばかり用いられているじゃないですか!

 

SO院長:そうですね・・・整骨院や、整形のリハビリ科で、最も多く鍼灸治療が行われているからではないでしょうか?!😅
でも最近は、高度生殖医療を行う婦人科や、緊張性頭痛を治療する脳神経外科でも鍼灸治療が取り入れられてますよ。
でも、どうして、本当に効果があるのか?なんて疑問に思ったのでしょうか?💦

 

トミー:時々、「鍼灸治療は効果がない・・・」ようなことを言うお医者さんもいますから😢

 

SO院長:それは、鍼灸治療をよく知らないだけなので、是非このブログで勉強して知ってもらいましょう!

 

トミー:何をのんきなこと言ってるんですか!!鍼灸治療は効かないって誤解されて、SO院長は悔しくないんですか!!

 

SO院長:正直なところ、運動器系疾患の鍼治療や、最近は美容のための美容鍼灸しかできない鍼灸師も多いのも事実ですから・・・。
先ずは、僕ら鍼灸師がしっかり勉強して、お医者さんと交流して、鍼灸治療をよく知ってもらうことが大切です。

 

トミー:そうですね・・・🙇コツコツとブログで情報提供していきましょう!

 

SO院長:はいはい、頑張りましょう😅

 

意外に知られていない鍼灸治療の効果

日本では、鍼灸治療が、肩こりや腰痛だけに効果があると思われがちですが、

それは大きな誤解です。

例えば中国の病院では、

抗ガン剤の副作用(痛みや吐き気)を抑えるためにも鍼灸治療を用います。

これは非常に即効性があります。

その他にも、

食欲不振、冷え性、不眠、イライラ、無気力、

精力減退、鬱的症状など、自律神経の失調症状

の治療に、鍼灸治療は、大変効果があります。

鍼灸治療の経穴(ツボ)への刺激で血液の循環を改善し、白血球や赤血球、リンパ液などが増加します。

さらに、内臓の働きも良くなり、免疫力が高まります。

また最近の研究では、脳の神経細胞からは、痛みを和らげるホルモンや、気分を落ち着かせ、リラックスさせるホルモンなども分泌されることが分かってきました。

中国医学(鍼灸治療・漢方薬治療・推拿治療)は、血流を改善し、体内のホルモンバランスを整え、自身が持つ自然治癒力を最大限に引き出すことのできる治療法です。

日本では、病院で「加齢が原因」「慢性○○病」と診断され、

治療を諦める患者さんが多くいますが、こうした病気の中には、

鍼灸治療が良く効き、症状や病気などを改善できるケースも少なくありません。

「病院での検査結果で良好といわれても体調が悪い」

「薬を飲み続けているが改善の兆しがない」

など、

西洋医学の治療で行き詰まった場合には、

別の角度からの治療として

中国医学(独自の病理観・診断・治療法を持つ医学)の診断・治療で対処することも重要です。

 

 

 

 

WHOが定めた鍼灸治療の適応疾患

神経系 

神経痛(三叉、肋間、坐骨など)、頭痛、歯痛、ヘルペス、顔面神経麻痺、しびれetc.

運動器系 

五十肩、むち打ち症、頸肩腕症候群、腰痛症、ギックリ腰、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、関節炎、リウマチ、肩こり、寝ちがい、筋肉痛、捻挫、テニス肘、腱鞘炎etc.

消化器系 

胃炎、胃下垂症、胃酸過多症、胃痙攣、胃・十二指腸潰瘍、口内炎、慢性肝炎、胆石症、慢性腸炎、便秘、下痢、痔疾etc.

循環器系 

高血圧症、低血圧症、心臓神経症、動悸、浮腫、冷え性etc.

内分泌系 

糖尿病、甲状腺機能障害、痛風etc. 

呼吸器系 

風邪、扁桃炎、咽頭炎、気管支炎、喘息、咳etc.

泌尿器系 

慢性腎炎、膀胱炎、ネフローゼ、前立腺肥大etc.

感覚器系 

眼精疲労、仮性近視、白内障、鼻炎、副鼻腔炎、耳鳴り、メニエール症候群、めまいetc.

婦人科系 

生理痛、月経異常、乳腺症、更年期障害、のぼせ、不妊症、つわりetc.

小児科系 

小児喘息、夜尿症、夜泣き、かんの虫、消化不良、虚弱etc.

その他 

自律神経失調、不眠症、ストレス性疾患、心身症、アレルギー、アトピー性皮膚炎、慢性疲労、成人病の予防etc.

 

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