SO院長のBLOG(記事)

トミー:体調の不調を病院で相談しても、どこも悪くなく、「ストレス性ですね!」って、簡単に言われるんです・・・。😭

「検査結果も問題ない」と言って、治療も対症療法ぐらいです。

 

SO院長:何かに感染したとか、内臓等のどこかに問題がある症状よりも、決して軽症って訳ではないのですが、ストレスが原因だと病院では治療もあまり積極的にしないですしね・・・。😅
「病気だけを診ず、病人を診る」
僕の老師の言葉ですが、中国医学なら治療法あります!
ストレス不調や、まだ病気に至っていない未病状態の原因を身体全体から診て、治療します

 

トミー:ストレスって昔からあって、中国医学では治療されてきていたんですか?🧐

 

SO院長:中国医学では、ストレスは「七情」のバランスが乱れた状態と考え、「七情」がもたらす身体への影響も病の原因と見なされてきました☝️

※七情とは、怒り、喜び、憂い、思い、悲しみ、恐れ、驚きの7つの感情変化

 

トミー:遙か昔から、この7つの感情が強すぎたり、長期間続いたりすると様々な病気を引き起こすと考えていたなんて、凄いですね!

 

SO院長:これは、現在の西洋医学のストレスに対する考え方とほぼ同じなのです🤔

 

トミー:何かストレス治療の症例を教えて下さい🙏

 

SO院長:了解です😊

 

ストレス症状・心因性疾患の鍼灸治療

最近、病院の検査で異常なしと言われたのに、痛み症状や不快感があり、体調が優れないと訴える人が多くなってきています。

変化の激しい現代社会に振り回され、ストレスや精神不安などが原因で、頭痛、下痢、胃炎、目眩、不眠、慢性疲労、さらには喘息、月経痛、ED、アレルギー性疾患の鼻炎や皮膚炎なども引き起こします。

ある大学の医学部調査では、「初診患者の訴える症状の約40%は、ストレスなどが原因の心因性」だと報告されています。

ストレス症状や心因性の疾患に中国医学の鍼灸治療、漢方薬は大変有効です。

中国医学では、ストレスや思い悩み、考え過ぎなどで脳に過度な負担がかかると、

西洋医学の心臓の機能と精神活動、意識など脳の働きに関係する部分を含んでいる「心」と、

飲食物の消化吸収を担い、吸収した栄養分や水分から元気の元となる気・血を生成し、全身に送る働きをする「脾」のそれぞれが機能低下し、

虚弱になり『心脾両虚』になると考えます。

『心脾両虚』を改善するため、

鍼灸治療では、神門穴、三陰交穴などを用い、

漢方薬では、帰脾湯などで、心血を養って精神・意識・思考を安定させ、同時に脾気を補って胃腸を元気にし、体調を改善させます。

西洋医学の治療で行き詰まった場合は別の角度から治療を試みることも大切です。

 

​【心脾両虚の症状】

疲労倦怠感・食欲不振・元気がない・息切れ・軟便・顔の色艶が悪い・動悸・健忘・ふらつく・頭がボーっとする

『西洋医学とは違う角度から人体を診る鍼灸治療は、もう一つの医学なのです』

 

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