トミー:倦怠感があって疲れてるのに、夜もよく眠れないのですが、「心の病」でしょうか?😢
SO院長:夏バテじゃないですか?!最近は、本当に毎日とても暑いですから・・・。
トミー:夏バテ?? それだけですか?? ちょっとSO院長、簡単に考え過ぎてるんじゃないですか? 人事と思って🥲
SO院長:いえいえ、しっかり考えてますし、心配もしていますよ。夏バテも軽く考えてはいけない、中国医学で言う未病症状なのです。
トミー:じゃ、なんとか助けてください!もう2日続けて熟睡できてません!
SO院長:まだ 、たった2日目だったんですね・・・😅
トミー:たった2日って!!僕にとっては大変なことです・・・。少しは心配してくださいよ!
SO院長:了解です😓熱が身体こもり胃腸機能が落ちてるんじゃないでしょうか?
中国医学に「胃不舒臥不安(ウェイブシュウウオブアン)」という考えがあります。胃腸が不調だとしっかり眠れないという意味です。
トミー:じゃ、どうすればいいのでしょうか?
SO院長:清暑益気湯(セイショエッキトウ)を試してみて下さい。身体の熱を冷まして、胃腸の働きを整えて強くし、水分代謝を整えてくれる生薬が入っていますから。
トミー:はい!ありがとうございます。未病症状を治療するのも大切なんですね!
SO院長:その通りです。もう少し詳しく説明しますね。
疾病の予防と健康管理は鍼灸治療で!!
暑い日が続き、夏バテで体調の崩れやすい時期、こんな不調はありませんか?
○疲れやすい
○イライラしやすい
○身体がだるい
○肩こり・頭痛・めまいがする
○ぐっすり眠れない
○食欲不振
2つ以上当てはまると、夏バテの状態です。
中国医学(鍼灸治療、漢方薬)では、古くから
「治未病」といって、病気になる前の段階での治療を大切にしてきました。
上記の夏バテ症状は、正に未病の状態です。
また、夏バテではなくても、
「自覚症状はないのに、検査値に異常が出た」
「病院へ行くほどでないが、少し体調が悪い」
など、現代人の多くは未病の状態に悩まされています。
このままの状態で放っておいたり、さらに不摂生を続けると病気になってしまいます。
中国医学は、予防医学としても発展してきました。
病気の誘因となる「生体の機能のバランスの崩れや乱れ」を分析して、それぞれの状態や原因に合わせて、鍼灸治療で経穴(ツボ)に刺激したり、漢方薬を服用することで、自然治癒力を引き出し、自律神経を介して身体の諸機能を整え、血液やリンパの流れを良くして、諸症状を改善させ病気を未然に防ぎます。
慢性疲労、運動不足、暴飲暴食、心身のストレス、肥満体質などの問題をサプリメントや健康食品で対応しているが、本当に効果があるか不安・・・
という人は、
中国医学(鍼灸治療、漢方薬)で疾病予防と健康管理をする方が効果的です。
●未病を治す、中国医学の健康法●
①少肉多菜…肉は少なく野菜を多く
②少酒多茶…酒は少なくお茶を多く
③少糖多果…甘いものより果物を
④少食多嚼…小食でよく嚼むこと
⑤少塩多酢…塩は少なく酢を多く
⑥少怒多笑…怒るより笑え
⑦少車多歩…車ではなく歩くこと
⑧少憂多眠…くよくよせず良く眠る


