SO院長のBLOG(記事)

トミー:日本の鍼灸師がカナダで鍼灸師として働くには、何がいるのですか?🧐

 

SO院長:それは、何よりも先に「英語力」が必要です😅
鍼灸師として働くということは英語で診療するわけですから。

 

トミー:それは、何よりも先に「英語力」が必要です😅
鍼灸師として働くということは英語で診療するわけですから。

 

SO院長:すみません😅
今は、カナダでも鍼灸国家資格が必要ですよ。

 

トミー:えっ、では、SO院長は、カナダの資格はないのに、どうやって2年間トロントのクリニックで働いていたんですか??😱

 

SO院長:その頃、カナダでは、まだ免許が必要なかったのです。

その後、欧米での鍼灸治療を含む中国医学の需要は高くなり、大きく発展していく流れと同様に、カナダでも中国医学は普及し、鍼灸治療院も増えました。そのような中、鍼灸や中国医学に対する法整備も進んだのです。

 

トミー:SO院長は、以前、鍼灸の業界誌にカナダの鍼灸について書いておられましたよね?!😊

 

SO院長:はい。 10年前の「医道の日本64巻3月号」寄稿しました。「カナダの鍼灸事情」を参照して下さい。

https://www.tomigaoka.com/wp-content/themes/tcm/images/idononihon-2016mar.pdf?1568003394

 

トミー:ありがとうございます。🙇

 

SO院長:寄稿してから、もう随分経つので、少し新しい情報を今回、説明しますね。

 

トミー:ありがとうございます。是非よろしくお願いします。🙏

 

「カナダの鍼灸国家試験」

2025年カナダ・トロントの人口は700万人(都市圏)で、日本の大阪は、府全体で約877万人です。

私のトロントの友人が調べてくれたところでは、鍼灸学校はトロントに現在10校以上あり、日本と同様に全て私立の学校です。

大阪府の鍼灸学校数とほぼ同じぐらいです。

昔、私がトロントにいた頃は、鍼灸学校は数校だけでしたが、今ではトロントに鍼灸院が増えたことと比例して、鍼灸学校も増えました。

私がトロントにいた90年代には、まだカナダに鍼灸の免許制度がなく、中国や日本で鍼灸を学んだ治療家が、鍼灸治療することが合法でした。

しかし、現在は、カナダの鍼灸の免許制度が確立し、カナダの鍼灸国家資格が必要です。

トロントのあるオンタリオ州では、カナダの鍼灸国家試験Pan-Canadianは4月と10月の年2回行われます。

日本の鍼灸国家資格制度(日本では日本の鍼灸学校を卒業していないと受験資格が得られない)と違って、カナダで鍼灸学校を卒業しなくても、受験は可能です。

しかし、受験資格として、海外の学校の卒業証明や授業内容の証明等を全て英語で書類提出する必要があります。

中でも日本の鍼灸師にとって大変なのが、鍼灸学校や卒業後の職場での臨床経験証明書です。

指導者監督下で、臨床研修期間45週以上、実際自身が行った治療時間が500時間以上の経験があることを証明する必要があります。

日本の場合、学校での臨床実習時間は数十時間と非常に短く、全く条件に満たないため、卒業後すぐにカナダの鍼灸国家試験受けることは、まず不可能です。

卒業後に鍼灸院などに就職しても、実際に自身で患者を診て臨床経験を積み始めるまでに数年かかります。

しかし、トロントの鍼灸学校だと500時間の臨床実習時間が授業に組み込まれています。

「Students Clinic(学生クリニック)」が学校に併設されており、そこで患者に実際に治療費をいただき、鍼灸治療を実践します。

教員の指導下で主訴や診断、治療方法を選定し、500人(1患者、約1時間)以上の患者に対して鍼灸治療の臨床経験を積むことができます。

日本の若い鍼灸師が、カナダで鍼灸師として働くために、カナダの国家資格を得たい場合には、試験に必要な正確な英語力を付けるという観点から考えても、カナダの鍼灸学校で再度学び、卒業した方が結果的には早く取得できると思います。

『中国医学は、西洋医学とは違う角度から人体を診る、もう一つの医学なのです』

 

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