SO院長のBLOG(記事)

トミー:患者さんから
「中国の針と日本の鍼って何が違うの?」と質問されることがあります😅

 

SO院長:まず、サイズ的に大きく違います。

「日本鍼は、
太さ0.12mm~0.25mm
長さ30mm~50mm

「中国針は、
太さ0.32mm~0.38mm
長さ25m~75mm

 

トミー:随分と違いますね。🧐
ついでに、どちらの針の方が、効果があるのでしょうか??🤔

 

SO院長:それぞれ「適材適所」で用いるのですが、広義的には、中国針の方が、効果があると言えます。

 

トミー:そうなんですね!
例えば、肩凝りが“強い”時は、中国針の方が効くってことですか?🧐

 

SO院長:間違いではないですね。
患部の血流を促進するには、刺激を大きくする必要があるので。

 

トミー:なるほど。
中国針ってサイズが大きいだけに、得気(針の響き)が強いですもんね。😅

あと、大きな違いと言えば、中国針って、針の打ち方も日本鍼と違いますよね?🤔

 

SO院長:はい、全然違います。
今日は、中国針と日本鍼の針の打ち方の違いについて説明しますね。

 

トミー:ありがとうございます。
よろしくお願いします。🙏

 

「中国針と日本鍼の刺入方法の違い」 

中国の針と日本の鍼とでは、

一般的に形状も違えば、漢字表記まで違います💦

中国では、治療に用いる「針」も、

「針」と表記しますが、

日本では、「鍼」と表記します。

日本の「鍼」は、漢字の構成要素である「金」と「咸」が、「封じ込められたものが動き出す」という治療的な意味を表していると考えられています。

このように、日本の「鍼」は、単なる道具の名称ではなく、治療法と結びついた言葉として「針」と区別して使われています。

中国針と日本鍼の刺入方法の違いは、

「鍼管」の有無による刺し方と、それに関連する太さや刺激の強さです。

中国針「鍼管」を使わず、針を直接「母指」「示指」「中指」の三指で、押し込むように刺入する撚鍼法(ねんしんほう)が主流で、日本の鍼より太く、強い刺激が特徴です。

一方、日本鍼「鍼管」という鍼よりもやや短い管を使い

「鍼管」に鍼を入れ、「鍼管」から少し出た鍼柄(鍼の持ち手部分)の先をトントンと叩いて刺入する管鍼法(かんしんほう)が特徴で、鍼は細く柔らかく刺激は少ない傾向があります。

※皮膚は意外に硬く、細く短い、さらに柔らかい日本鍼は、撚鍼法(ねんしんほう)は、難しいので、管を使う刺入方法が、日本で発明されました。

日本では、実際の臨床現場では、あまり使われていない中国針ですが、中国針も日本鍼も両方の針を使いこなし、鍼灸治療ができる鍼灸師が理想的だと思います。患者さんの体質や病状に合わせて中国針や日本鍼を使い分けられる鍼灸治療は、治療の幅が大きく拡がるためです。

【中国針と日本鍼の違い】


○刺入方法          

(中国針)撚鍼法(ねんしんほう)・鍼管を使わず、針そのものを直接押し込む様に刺入する         

(日本鍼)管鍼法(かんしんほう)・鍼管を用い、鍼の持ち手部分の先端を叩いて刺入する

○鍼の形状

(中国針)材質は硬く、針体は、太く、長さも長い傾向がある

(日本鍼)材質は柔らかく、針体は、細く、短い傾向がある

○刺激の感じ方

(中国針)強い響きが伝わりやすく、刺激が強い

(日本鍼)刺激が少なく、響きが小さく繊細な感じ

 

『中国医学は、西洋医学とは違う角度から人体を診る、もう一つの医学なのです』

 

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