トミー:10月10日は「体育の日」って、何ですか?😅
SO院長:トミーちゃんは、20代なので知らないのですね・・・。
かつて、10月10日は「体育の日」でした。1964年に東京オリンピック開会式が行われた日で、“統計上1年の内で最も晴れる確率の高い日”として知られています。

トミー:全然、知りませんでした。😱
SO院長:2000年からは「ハッピーマンデー制度」により、10月の第2月曜へ移動。そして2020年からは「スポーツの日」と名前まで変わりました。
トミー:そうだったんですね!
ちなみに、中国にも「スポーツの日」みたいなのありますか?🤔
SO院長:はい、ありますよ。8月8日です。
「全民健身日」です。中国も、2009年に北京オリンピックが始まった日にちなみ、スポーツの大衆化を目指して定められました。

トミー:でも、そもそも、人はいつから、運動したり身体を鍛えたりするようになったんでしょうね??🧐
SO院長:中国の起源なら、少し分かるので説明しますね。
トミー:ありがとうございます。 よろしくお願いします。🙇
「中国医学と中国武術」
中国で「身体を鍛える」という考えは、中国最古の医学書である『黄帝内経』が編集された前漢時代(紀元前206年~8年)には、すでに存在していました。
戦(いくさ)のための教練として、身体を鍛えることは中国武術の起源でもあります。
その後、娯楽や健康法としても発展し、太極拳に代表される多くの流派は14世紀から20世紀初頭にかけて登場し、現代では競技や健康増進、伝統的な武徳を学ぶなど、多様な形で、世界中に拡がっています。
中国武術は本来、身を守るための「護身術」ですが、強くなるためだけでなく、精神をも養い、本当の健康を増進する目的も持っています。
また、中国思想である仏教、儒教、道教、陰陽五行などと深く結びついています。
中国鍼灸と中国武術(カンフー、太極拳など)は、同じ古代中国に起源を持ち、
心身の調和や「気(生命エネルギー)」の流れを重視する共通の考えを基本としています。
中国鍼灸とは、気の滞りを調整して病気や症状を治療したり、健康を促進したりする治療法です。
中国後漢時代(紀元25年〜220年)末期、
薬学・鍼灸に非凡な才能を持つ伝説的な医師
「華佗(かだ)」は、健康維持と病気予防のため「身体を鍛える」体操として「五禽戯(ごきんぎ)」を考案しました。
五禽戯は、虎、鹿、熊、猿、鳥の5種類の動物の動きをまねするものでした。
華佗は、この体操を行うことで健康を促進する「陽」の活動的な働きが良くなる効果をもたらし、逆に体操を行わない運動不足状態は、身体の「気」「血(栄養と体液)」の流れが滞り、体調不良や病気につながることを指摘し、適度な体操を奨励しました。
中国医学の考えでは、遙か昔から運動することで健康を維持し、病気の予防に効果があると理解していたなんて、本当に感心させられてしまいます。
『中国医学は、西洋医学とは違う角度から人体を診る、もう一つの医学なのです』



