トミー:日本では、小児鍼と言って刺さないで擦るように刺激する鍼がありますけど、日本発祥ですか?🧐
SO院長:はい、江戸時代中期に日本で発祥したと日本の書物にはあります。
ですが、恐らくは、中国から伝わった針灸針の一種で、「円針」、「鍉針」を応用し、発展したのだと思います。
トミー:そうなんですね、!
刺さない針もあるんですね。🤔
SO院長:登美ヶ丘治療院の針の保管庫にもありますよ。
トミー:見たことなかったです。😱
一度チェックしておきます。
そういえば、少し変わった針を保管庫で見たことありますよ。
針の持つ部分が、銅色で綺麗な装飾が付いた針で、針は黒くてやや太めでした。😅
SO院長:それは、「火針」と言って、針先を火であぶって使うものです。
トミー:えっ・・・。怖すぎません??😱
SO院長:あまり頻繁には使わないですが、現在も中国では病院の針灸科で、たまに治療で使っています。
トミー:鍼治療の鍼にもいろいろ種類があるんですね。🤔
SO院長:現在は、中国でも一般的な針である「毫針」での治療がほとんどです。
他には、「火針」や経穴(ツボ)から少し出血させるための「三陵針」ぐらいです。
トミー:さすが、鍼灸治療の本場、中国は違いますね・・・。😭
SO院長:中国の古代九針といって、針治療の基本になっている9種の針を紹介しますね。
トミー:よろしくお願いします。🙇
「古代九針(こだいきゅうしん)」
「古代九針」とは、古代の針治療で用いられた9種類の針の総称で、それぞれ針の形状や治療用途が違います。
中国最古の医学書である『黄帝内経』の「霊枢」に収載されている、「九針十二原」で、9種類の“針”に関する記述があります。
『古代九針の種類と特徴』
古代九針は大きく分けて、
「皮膚を破る針」
「皮膚に刺入する針」
「皮膚に刺入しない針」
の3種類に分類されます。
1. 皮膚を破る(切る)針
鑱針(ざんしん):
皮膚を浅く切開するのに用いられ、皮膚の調和に使用する
鋒針(ほうしん):
癰(よう、腫れ物)や膿を排出するのに用いる
鈹針(ひしん):剣のような形状で、膿瘍を切開するために使用する
2. 皮膚に刺入する針
毫針(ごうしん):
現在の鍼治療で最もよく使われる鍼で、細く、皮膚に刺入して熱や痛みを鎮める
長針(ちょうしん):
毫鍼よりも長く、深部の邪気や痹(痛み)を取り除くのに使用する
員利針(えんりしん):
深く刺入し、急激な痛みや痺れを緩和するのに使用する
大針(だいしん):
関節水腫の水抜きなどに使用する
3. 刺入しない針
円針(えんしん):
皮膚を軽く擦るように使用し、経絡や経穴を刺激する
鍉針(ていしん):
皮膚を軽く触れたり、こすったりして、気の流れを調整する
現代の鍼治療では、毫鍼が最も一般的に使用されていますが、他の鍼も、症状や治療目的に応じて使い分けられています。
しかし、皮膚を破る(切る)鍼などは、現代の外科手術で使う「メス」のような形状であるため、現在の医療法では、鍼灸師が使用することが制限されています。

